聴講
- vivitara
- 2018年1月12日
- 読了時間: 3分
今週は聴講してきました。
私はIT関係の講師なんですが、新しい講座を担当する前に 事前にその講座を受講するんです。
それを、私たちは聴講と呼んでいます。
私の専門はデータベースで。。。って、「データベース」と言われても、わかるような、わからないようなですよね。
私、この業界が長いので 一応メジャーなデータベースは一通り 理解しているつもりです。
今回聴講した内容も、講師が急病で倒れたなんてことになって、「聴講しているあなた、代わりに講師して」と言われても、恐らく代役を務めることはできただろうと思います。
だったら受講しなくても良いじゃない って思いますか?
いえいえ、説明を聞く、人に習う って 必ず得るものがあります。
内容を知っていたとしても、その説明方法だったり、立ち居振る舞いだったり 受講者の様子だったり。。。
自分が講師をしているので、経験があるのですが、成長する受講生って とっても謙虚なんです。
「あなたは、十分この講座の知識を持っていますよね」という人ほど、熱心に受講されます。
そして、たとえ知っていた内容だったとしても
「復習になりました」「忘れていたことを思い出しました」「新たな発見がありました」
というようなことを おっしゃいます。
それに対して、「あなた、もっと勉強したほうが良いよ」(受講生に向かって、そんなこと言いませんけどね)という人ほど、「ああ、そんなことわかってる」という態度で受講しています。
講師の立場でみると、ぜんぜんわかっていなかったり、思い込みで理解していたり。。。なんですけどね。
実習してみると、「ほら、できないんじゃない」という結果になります。
そういうことを沢山経験しているので、自分も人から教えてもらう時は、謙虚な姿勢で臨もう(のぞもう)と思っています。
聴講時には、講師に挨拶しておきます。
同業が参加しているって、嫌なものです(苦笑)。
だから、余計に知ったかぶりはしない。
だってね、「ああ、それ知ってるよ」という態度の人に教えたいと思いますか?
どんな小さなことでも、相手から引き出そうと思えば 謙虚にそして相手から少なくとも嫌な奴と思われないことです。
さて、挨拶をするときには名刺を渡します。

今年から私の名刺には、「ライフオーガナイザー1級」「整理収納教育士」「整理収納2級」「アンガーマネジメントキッズインストラクター™」という資格が記載されているのですが、名刺を受け取った講師が、「整理収納」という言葉に反応しました。
まだ、この名刺を渡す機会は多くないのですが、気に留めてくれる人がいて嬉しかったです。
「私、片付け苦手で。。。あぁ、この話したいけど(お互い時間が無かったので)。。。だから断捨離したんです」とおっしゃっていました。
断捨離®、整理収納、ライフオーガナイズ。。。
みんな、少しずつ違いがあります。
断捨離しても、まだ、気持ちがすっきりしないのだったら。。。何かヒントを差し上げることができるかもしれない。
この講師の方と仲良くなったら、3つの違いを話してあげたいなと思います。
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