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そうその通り!もとにもどすだけ

帰省すると必ず会う友達がいます。

小学校からの友人です。高校からは別々の学校、就職は彼女は地元の企業、私は東京と離れましたが、ウン十(うんじゅう)歳になった今でも仲良くしてもらっています。

彼女はビビりで繊細。

私には、「そんなのどうってことないじゃん」と思えることを気にしていたりします。

でも、性格はさっぱりしていて根性がある。

私にとって人生最大の窮地と思われるとき、彼女だけ 周りの人とは真逆のアドバイスを私にしてくれました。

私はそのアドバイスを選択し、そのおかげで、現在穏やかな人生をおくれています。

会って何を話すかって?

近況報告を含めた とりとめの無い話です。

私は最近、整理収納アドバイザーライフオーガナイザー®の研修を受けた話をしました。

いつも、自宅はきれいに片づき掃除されている彼女。。。

「片付けの勉強って、意味わからん! 元あった場所に、戻すだけじゃん。」

そうその通り!

「会社でもね、ほら私たち実験しているでしょ(彼女は研究員)。私なんかは、作業が終わったと同時に綺麗に片づいているわけよ。ところがさあ、いるんだよね。ぐっちゃぐっちゃ、散らかしっぱなしっていう人が。わかんないよね、どうしてそうなっちゃうのか。作業しながらさあ、終わった物から順に片づけていけばいいだけでしょう」

話のトーンがひとつ上がりました。彼女のスイッチを押してしまったようです(苦笑)

私みたいに片づけられない人が、会社にもいるようで、そういう人の行動は迷惑(その人の後に、彼女が実験しようと思うとその人のやった作業の片付けから始めなければいけない)だったり、見ていて落ち着かなかったりするようです。

彼女のように片づけられる人は、作業が完了するまでの全体の流れが頭に描かれています。

片づけられない代表の私が弁護すると、私たちだって全体の流れは頭に描いているんですよ。

でも、「描いている全体」が違うのです。

彼女の完了とは、作業が終わることではなく、次回の作業に着手できる準備までが含まれているのです。

片付けって、「終わったことの後始末」ではなく「次への準備」なんですよね。

いかに「無駄なく効率よく」言い換えればそれは「自然に」行動できる準備(本人はそれが準備だなんて意識していません)が、片付け。

だから片付けができている人って、「空間」が綺麗なだけでなく、「時間」の使い方や「考え方」もシンプルですっきりしていると私は思います。

ーーー

「元に戻すだけ」って、簡単に言うけど、片づかない人は、「戻す場所」が決まっていなかったり、「戻す場所」が行動動線に合っていなかったり。まずは、適切なその場所を見つけてなければいけませんね。

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