top of page

症例は多いほうが良い

  • 執筆者の写真: vivitara
    vivitara
  • 2018年1月6日
  • 読了時間: 4分

実は私、引っ越しの日 飼い猫に右手を噛まれたんです。

我が家には2匹 猫がいるんですが、一匹はデレデレ、ベタベタ甘えっ子ですが、もう一匹は抱っこもさせてくれない臆病ちゃんなんです。

だから、臆病ちゃんを捕まえるのは大変だから。。。と主人と作戦を練ったのですが、不意を突いてあっさり捕まえることができ、段ボール箱に入れました。

甘えっ子ちゃんは、いつでも捕まえられるから、タイミングはどうでもよかったのですが、私のそばに寄ってきたので、「ついでに」と、捕まえたら 私の右手の甲 中指と薬指の間をガブリ! 同じく右手のひら 中指の付け根を2か所ガリ!

流血です

私は気が付かなかったのですが、主人曰く 臆病ちゃんの鳴き声を聞いて、甘えっ子ちゃんが助けに来たらしいんです。

そこを私が捕まえようとしたので、「臆病ちゃんを助けるぞー」気分の甘えっ子ちゃんが、「こいつ、何をするー」とガブリだったようです。

翌日、中指が腫れたので、大学病院に行って、レントゲンも撮って、血液検査もして診てもらいました。

飼い猫とはいえ、感染症が怖いですからね。

抗生物質も飲んで、1週間後の検査も異状なし。

ケガをして、2週間くらいは、指が腫れ、力がはいらないので、包丁も持てず。。。でした。

毎朝 中指が腫れるんです。

しかし、動かしているうちに、腫れはひき 中指を曲げることもできるようになります。

だから、日中は、何の問題もないのですが。。。でも、毎朝、中指が腫れるんです。

1か月後、もう一度大学病院に行きましたが、医師が心配しているのは感染症。

血液検査をもう一度して、「問題ありません」だけ。

それでも、現状を改善したい私は、医師に尋ねました。

「例えるなら、突き指したときの感じに似ているんです。接骨院か鍼にでも 行ったほうがいいですかね?」

医師の答えは、「鍼にも接骨院にも行ったことが無いので、わからない」 でした。

さらに、1ヶ月 毎朝の腫れは 以前より弱くなったものの、今度は中指が曲がらない。

グイってやれば、曲がるんですけどね。指が抜けちゃったような感じで、左手を使って曲げてやらないとだめ。

かと思ったら、今度は曲げた指を伸ばそうとすると、これまた関節が抜けたような感触が。。。

1月4日、撮影が中止になったので 喉の状態を診てもらうため、もう一度耳鼻咽喉科に行ってきました。

かかりつけ医院は、休みだったので別なところへ。

奥様は耳鼻科、旦那様は整形外科という小さな病院。

ご高齢 いわゆる おじいちゃん、おばあちゃんが多く、リハビリテーション科もある。

ふっと、思いました。

私の指も、リハビリが必要なのでは?

ここに来ている、おじいちゃん、おばあちゃんが、なんだかよくわからない理由で「手が痛くてねえ。。。」って言ってそうだな。って。

そこで、耳鼻科の後に整形外科でも診てもらうことにしました。

私がここまでの経緯を説明している途中だというのに、「腱鞘炎(って言ったと思う、もしかして関節炎だったかな)だよ。」

「えっつ?腱鞘炎?」

想定外の答えに、目を丸くして あっけにとられている私に、

「ここ、抑えると痛いでしょう?(はい、そうなんです)猫は関係ない。腱鞘炎。しばらく、薬を塗ってなさい」

毎日数回 塗ります

診察 10秒 はい、解決(だと思う)。

原因が分かって、私はすっきり。

毎朝の腫れは無くなりました。

私、先代の猫の時にも経験があるのですが、医者って 「如何に たくさんの症例を経験しているか」だと思います。

先代猫のときも、散々色々な検査をしても原因不明だったのに、猫専門の病院で見てもらったら、すぐに皮膚がんであることが判明。前の獣医さんが悪いわけではないけれど、患者としてくる動物は犬のほうが多く、猫の症例は少ないんだと思います。

猫専門病院は、医師自体が留学までして勉強しているというのもあるでしょうが、何よりも猫の病気を診ている数が、圧倒的に違う。この差だなとその時思いました。

そして、今回も。

最初に診てもらった大学病院のことは信頼しています。

今までも、色んな科で診てもらったことがありますが、医師も看護師も神対応です。

でも、紹介状が必要な大学病院だからこそ、大きな怪我や病気の症例は多くても、「年相応なんじゃないの」みたいな手が痛い、浮腫む(むくむ)みたいな日常の不満を訴えるような患者さんは少ないのでしょう。

それに対して、町医者は、おじいちゃん、おばあちゃんが わけのわからないこと(失礼)を訴えてくると思うんです。

でも、「歳相応だからね」ってほおっておくわけにはいかない。

何か理由があるわけなんだろうから、それを見つけ緩和してあげなければならない。

待合室を眺めていると、そんな患者さんが9割では無いかと思います。

大きな病院に行けば良い というものではない。

似たような症例を多く見ている医者を探さなければいけないなと思いました。

人気ブログランキング

※「人気ブログランキング」と「にほんブログ村」に参加しています。

←ポチっとして頂けますと、励みになります。


Comments


© 2023 by Jessica Priston. Proudly created with Wix.com

bottom of page